波瀾万丈宮川の My Flower Story 第3章-22

 第3章 花屋修業時代苦悩編 

     22回  [その日]

どうも私は、少し不思議な性格をしています。

 

その日は、真っ直ぐにスクールに向かったのです。

時間も無事に間に合ったのでした。

 

その日のレッスンの事は、今でもハッキリ と覚えています。

私はいつもより、もっとはしゃいで
レッスンをしていました。

 

 

生徒さんには
「なんか、いい事あったんですか~?」
なんて、聞かれちゃったりして‥

 

 

「引越し業者が突然訪れた事」
「私に全く知らせる事無く、事を終わらせようと画策していた事」

 

それは、十分に「ショック」では
あったのです。

 

でも私は、泣き叫ぶ事も無く
自暴自棄になる事も無く

 

「いつもよりも、楽しそうに」
レッスンを行う事が出来たのでした。

 

レッスン終了後に
先生に、こう告げました。

 

 

「先生、私離婚する事になりました。
今日はこれから、家を探すために不動産屋さんに行って来ます。」 って。。。

     <つづく>

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この日、レッスン終了後に
不動産屋に向かった私でしたが、
「家探し」は 困難を極めたのでした。

何故って
この時代は、バブルが崩壊していて
「夜逃げ」などをする人が多く
女の1人暮らしの、それもアルバイトでは

なかなか、入れる家が無いのでした。

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