●●● 第7章 フラワースクール迷走期
96回 [T市依頼]
どの自治体でも、自治体が主催でカルチャースクールが開催されています。
T市の主催で「フラワースクールを開きたい」
との意向で、講師の依頼がありました。
1998年春の事です。
地区の担当の方とお話をして、
「生徒募集の内容を決めました。」
ギャラもそこそこ良くって。。。
その上、花代も私が決めて、私が準備する事になりました。
花は、花屋で買ってくるわけではないので、
(私は、セリで仕入れていましたから)
花からの利益もあったのでした。
募集の結果、20名近い生徒さんが集まりました。
場所は学校でした。
この時は、既に自分の車を持っていましたから、
仕入れて水揚げし、花を学校まで運び
レッスン になるのでした。
ここの生徒さんも、殆どが「主婦」でしたね。
「主婦」は「家事」をこなすので、
「手が早い」
つまり、「スピーディー」 というのが、私の感想です。
そして、主婦で、「花を習いに来る人達」は
他になんらかの「習い事の経験がある」人達が殆どです。
「常識」も備わっているので、
こちらとしては、結構やりやすい。
特に、ここの生徒さん達は、「やりやすかった」様に記憶しています。
生協でスクールを開講した最初は、ハッキリモノをいう熟女達に
戸惑った経験もありましたが、
ここでは、もうそんな事は無くなっていました。
私に、経験による「自信」が備わってきていたのかもしれませんね。
レッスンは、「楽しく」 「スムーズ」に遂行して行く事が出来ました。
<つづく>
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レッスンは楽しかったんだけれど、ただ1点
とっても困った事がありました。
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