波瀾万丈宮川の My Flower Story 第3章-36

 第3章 花屋修業時代苦悩編 

     36回  [店長失格]

年も明け、仕事をしていく為に

部長より、名刺を貰いました。

 

肩書きは店長ではなく、「店長代理」となっていました。

 

「暫くは、店長代理という事で、宜しく。」と言われ、

「はい。」と受けました。

 

何とも思わなかったと言ったら、嘘になりますが、

取り立てて、ショックでもありませんでした。

お給料が下がる訳でもありませんでしたし‥

 

もし、私がもっと一生懸命に仕事をこなしていたら
「店長」になれなかった事を悔しく思ったかもしれません。

 

誤解されない様に、付け加えるならば
そこにある仕事に対しては、キチンと取り組んでいました。

 

しかし、この店の店長としての重い自覚があったのであれば

やはり、スクールのアシスタントには行かなかったでしょうし、
以前の店にお手伝いに行く事も無かったでしょう。

 

Aさんが意地悪してきている原因も、私の不甲斐無さから
きているのかもしれないと、思っていたのでした。

 

でも、大分後になって、バイトのKちゃんに聞く事になるのですが、

私がこのお店に行く前から

つまり、顔を合わす前に

Aさんは、Kちゃんにこう、聞いていたそうです。

「今度来る人と私の、どちらに付くつもり?」 と‥

 

最初から、「そうゆうつもり」 だった訳です。

 

その事を聞くまで、随分長く
Aさんに対して、多少申し訳ない気持ちを持っていた自分が

本当にバカらしく思えたのでした。

     <つづく>

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この時の私は、
やはりまだまだ、店長という器ではありませんでした。

これもまた、後で聞く事になるのですが、
私が店長代理となった原因も
Aさんにあり、

Aさんが部長に進言したらしいのです。

「宮川さんが、店長になるのは反対だ」と。

それを受けて、私は店長代理になってしまったのでした。

私がもっともっと仕事の出来る人間であったならば、
1人のパートさんの言葉で

こんな事にはならなかったでしょう。

「結果」というものは、

全て、「そうなって当然の、必然的な理由」があるのだと思います。

いまだに、私の身には時々嫌な事が起こります。

嫌な事が起こる原因は、自分にあるのです。

それは分かっているのですが、
やはり、起こると苛立ち、腹をたてている未熟者の私です。

「もっと、器の大きな人間になれないものかと」思いますが、
それはなかなか難しいようで。。。

ご迷惑をお掛けしてしまう皆さん、ごめんなさいね。

只今、人間修行中の身の上なれば、片目を瞑って
温かく広い心でご対処をお願い致します (_ _)

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