波瀾万丈宮川の My Flower Story 第1章-12

第1章-12 [ アシスタントから講師へ ]

アシスタントデビューの日も、緊張などしなかった様に記憶しています。

この頃の私は、6年勤めた会社を退社し
派遣社員として短期契約で働いていました。

 

土曜日はお休みでしたので、
以前の様にアクセクすることなく、
ゆっくりとスクールに向かい、
レッスンも全員の生徒さんが終了するまで見届け

先生とご飯に行ったりも出来るようになっていました。

 

レッスンは13:00まででしたが、
時間までに終わらない生徒さんの為に
先生はついて見てあげていました。

 

別の講師により午後のレッスンがあるので、
30分以上経過すると
ロビーへでて、
待合室で教えるという事もよくありました。

 

この時私の目には「親切な先生」と映っていたのですが
スクール側から見ると
毎回の様に、遅くなるレッスンには多少困っていたようでした。

 

でも、「ここで終わり」なんて、無碍(むげ)にも出来ないしね~
難しいですよね‥
私も見てあげてしまうと思いますね。

 

 

レッスン終了時間を30分程度過ぎると
スクールのスタッフさんが
お花をテーブルに並べたりと
次のレッスンの準備に教室に来るのですが

その時に言われた言葉があります。

 

「宮川さんって、そんな人だったんですか~!!!」 って。。。

ジョークをとばして生徒さんと会話する私を見て、
私のイメージが崩れたのだそう‥

 

生徒時代は黙々と花を活け、
時間になったら、
「お先に失礼します」と声だけ掛け、
さっさと帰っていましたから、

 

「お花挿してる時って、メッチャ真剣な感じだったから
こんなに明るい人だって、思いませんでした~!」 だって。。。

 

 

アシスタントになって、2ヶ月か3ヶ月した頃だったと思いますが、
土曜日の午後の先生が入院される事になり

私が1人で講師を務める事になりました。

 

「講師をお願いします」と言われ

「はい、分かりました。」 と簡単に答えていました。

 

そこから暫く次の講師が見つかるまで、
3ヶ月か4ヶ月くらいだったと思いますが、
講師をさせて頂きました。

この事も後から考えると
とってもいい経験だったと思います。

 

本当に楽しかったです。
生徒さん達もいい子達ばっかりで

 

受験で合格した時だったか
私の誕生日だったか
忘れてしまいましたが、
生徒さんがプレゼントをしてくれました。

 

箱を開けるとそれは「ブルーのエプロンでした。」
お友達同士2人で、私にプレゼントしてくれたのでした。。。

 

今考えると、あの2人が先生になって初めての
私の「ファン」だったのかも‥ しれませんね~。。。

 

 

暫くして後任の講師が決まり、
私はお役御免になりました。

 

土曜日午前の元々の私の先生は
「えぇ~、ずっと午後のクラスを持たせて貰えるんじゃなかったの~?」って
とっても残念がって下さいました。

 

そう思ってもらった事に、大変嬉しく思いました。

 

午前はアシスタント、午後は講師という、貴重な数ヶ月が過ぎたのでした。

     <つづく>

——————————————————————————–

○○アカデミーでは、アシスタントを務めていましたが、
一方○○カレッジでのレッスンによって、

私の中で沸々と目覚めて来た「思い」がありました。

その「思い」により、またまた行動を起こします。
これが大きな私の転機へと繋がっていきます。

さて、私は何を感じ、どう動いたのでしょうか???

——————————————————————————–

【宮川の提言】
遊華の古い生徒さん達に、よくある話しなのだけれど、
お友達やお知り合いにお花を教えて欲しいとか、作って欲しいと依頼された時に、「断っちゃう」人って、多いんです。

「なんでかな~」と思いますが、原因は「自信が無い」事みたい。
なので、本人が望んでいる場合は(仕事にしたいとか)、自信を持たせる為に、画策します。
でも、あー言っても、こー言っても、しり込みしちゃって、出来ない人達もいるのです。

昔、1人の生徒さんが、こう言っていました。
「失敗が怖い」と。。。

こうも言っていました。
「失敗した時、恥ずかしい」と。。。

私はそりゃ、失敗は怖い場合がありますが、何かを始める時には、失敗は「覚悟」しています。
そして、「失敗を恥ずかしいと、思った事がありません」
(覚悟の上における失敗は、恥ずかしくはありません。)

これはちょっと、角度の違うお話ですが、
昔、1人の友人があるコンテストに出品しました。
「あのコンテストどうだった?」と聞く私に、彼女は
「すっごくレベルが高くって、自分が出した作品がメチャクチャ恥ずかしかった~!!」って言った事があります。

この時私は、
「彼女の事をすっごく羨ましく思いました。」恥ずかしいと感じた、彼女の心に嫉妬したのです。
そして、
「彼女は必ず、伸びる!!!」そう思いました。

その彼女は
「昨年、第1回NFDグランプリで優勝するのです」
それも、ダントツの強さで★

第13回へ

 

Back number

体験:24時間Web予約

体験予約フォーム

 

体験レッスンのご案内

menu

コース案内受講生の声ご挨拶

スケジュール・アクセス
お問合せ

遊華をもっと知る

 

花クラブ遊華が選ばれる理由

wedding一覧

topics一覧

プリザーブド・サンプル

アーティフィシャル・サンプル

 

 

 

 

 

 

 

PAGE TOP